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日 時2006年04月01日
目的地箱根外輪山(金時山:1212.5m)
同行者同僚M氏
メ モ長尾峠・乙女峠・足柄峠経由

(小さい写真は携帯電話にて撮影)

M氏との富士山をいろんな角度からみる登山の3回目
(1回目南から富士山を見る愛鷹山、2回目西から富士山を見る毛無山)
今回は東から富士山を見る金時山(1212.5m)。
ただ、金時山だけではちょっと物足りないかなと
プラスアルファに乙女峠と足柄峠
と思っていたら、M氏から「三峠制覇しましょう」
長尾峠から外輪山を縦走し乙女峠、金時山を経由して
足柄峠を抜けて足柄駅へ抜ける6-7時間。
一番高くても金時山の1212.5mだし
稜線なのでそれほどのアップダウンもないかな
ただ平面距離で15kmくらい・・・
大丈夫かな。
「ちょっと長いけど大丈夫でしょう。アホですねぇ私ら」とM氏

朝5時に起きて6時半に出発。
6時42分経堂発の急行で小田原に向かう。
電車では登山姿や自転車持込の人も見かける。
小田原に近づくにつれて乗客が減り、
相対的に登山姿の人が目立ってくる。
電車の中で準備体操を始めた人のザックには
ロープやカラビナが見えた。本格的だなぁ。

小田原駅では登山に向かうおばちゃんたちも多く見かけた。
なんでおばちゃんたちはあんなに元気なのかなぁ

小田原駅近くのコンビニで朝ご飯用のパンとお昼用のおにぎりを購入。
小田原駅から箱根登山バスで桃源台へ向かう。(48分1200円)
バスは小田原の町から箱根湯本を経て箱根の山の中へ
右に左に揺れる。
パンの油が悪かったのか、バスの揺れと重なりちょっと気持ち悪い・・・
登山バスでは、8割くらいが登山者。
そのほとんどが仙石で下車、金時山に向かう様子。

人の少なくなったバスの窓からゴルフ場が見える。
その後ろに今回縦走しようとしている稜線。
・・・長い・・・
結構アップダウンもある・・・ちょっと気分が萎えて来る。
「あれを歩くんですねぇ。アホですねぇ私ら」とM氏
大丈夫だろうか、不安。

バスを降りてトイレを済まし登山口へ向かう。


登山口近くの湖尻水門(9:46)


登山口近くから今日の登る山が、手前のゴルフ場越しに見える。
丸岳を越えて長尾山を越えた先の金時山でも、行程の半分を超えたあたり。
先は長いなぁ
「長いですねぇ。アホですねぇ私ら」とM氏


丸岳、長尾山、金時山


登山口から長尾峠まで90分。
とりあえず稜線に出るまで30分の上り坂。


登山口(9:51)


上り坂の途中、芦ノ湖が見えた。


(10:11)



坂を上りきると芦ノ湖展望公園。
少し霞気味ながらも綺麗な富士山が見えた。
箱根スカイラインの駐車場が隣にあり、
車でやってきた人たちも富士山を眺めて休んでいる。
箱根スカイラインを攻めるバイクの音が少しうるさい。


バイクうるさい・・・


パノラマ(クリックするとちょっと大きくなります。)
富士の裾野につながる山は3月5日に登った愛鷹山。
遠くに伊豆半島、駿河湾も見えたが、
霞がかかり写真ではほとんど分からない・・・


尾長峠に向けて出発。



芦ノ湖展望公園(10:27)


アップダウンが続く。
振り返ると芦ノ湖が見える。



稜線を進む(10:32)


足元にふきのとうがあった。


ふきのとう(10:33)


暖かい陽だまりの中を進むが、ところどころ霜が残る。


霜(10:37)


富士見ヶ丘公園は富士山に向けて開けていて、
とても見晴らしが良かった。
後は空がもっと澄んでくれれば・・・


富士見ヶ丘公園





パノラマ(クリックするとちょっと大きくなります。)


これから向かう、丸岳、長尾山、金時山
丸岳の無線中継所も遠い・・・


丸岳、長尾山、金時山


馬酔木が咲いていた。
(稲荷屋はドウダンツツジとの区別が分からない・・・)


馬酔木(10:52)


三等三角点(1044.9m)


三角点(10:55)


高度は1000mあたりで、それほど高くはないのだが
アップダウンが続く。
時計の高度グラフ表示がでこぼこ。


アップダウン(10:56)


アップダウンがなくなると、快適な道が続く。


(10:57)


藪の向こうからは箱根スカイラインを走るバイクの音がする。


(11:06)


長尾峠到着


長尾峠(11:14)


湖尻方面通行止めの表示


尾長峠(11:15)


峠は藪に囲まれ、全く視界が利かなかった。
箱根スカイラインの駐車場に出ればよかったのかも知れないが
まだまだ先の長い行程を残して、そんなことを考える余裕はなかった。


尾長峠(11:16)


だんだん芦ノ湖が小さくなる。


芦ノ湖(11:21)


「富士山と芦ノ湖が見えるのはここだけ」と書いてあった。
富士山を見ながらちょっと休憩。


富士見台(11:28)


富士見台から芦ノ湖方面


芦ノ湖


富士見台から富士山


富士山





(11:34)


無線中経所が目印の丸岳山頂に到着。
木製のテーブルがあり、ここで昼食にする。
芦ノ湖や仙石原が見渡せ景色がいい。


丸岳(1156m)山頂付近から三国山方面を振り返る。(11:46)


昼食・休憩の後出発
乙女峠までは約30分


無線中経所(12:09)


山道を進むと突然布団が干してあり驚く
上野公園の一角のような印象を受けてしまったが
ここが乙女茶屋だった。
ここにも生活があるのだからそういうものか。

茶屋の前の陽だまりで椅子にゆっくり座る年配の男性から
「こんにちは」と声を掛けられる。
乙女茶屋の方のようだった。
茶屋は商売っ気もなく静かだった。
茶屋で団子でも食べて休憩しようかと思っていたのだが
ちょっとそんな感じでもない。
富士山を眺めてしばらく休憩の後出発。


乙女峠からの富士山


富士山





乙女峠(12:34)





乙女峠(12:39)





乙女茶屋(12:41)





乙女峠から仙石原・箱根山方面(12:41)


乙女峠を出て、長尾山頂(1144m)に到着。
道標にはDocomo、Vodafone利用可能の表示。
Vodafoneは色が変えてあるし、AUについては表記もない。
ちょっと不思議。


長尾山頂(12:55)


見下ろす稜線に、線を引いたような山道がきれい。


山道


尾長山から金時山へ。
走ったり、ふざけたりしないようにとの掲示

「なんでそんなもの撮るの?」とM氏
それは・・・
Webのネタためであり
登山中、時々「走りますか?」と話すM氏に見せるため。(笑)


ハイカーのみなさんへ(13:06)


芦ノ湖がどんどん小さくなる。
歩いてきた稜線を振り返ると・・・長い
「アホですねぇ私ら」とM氏


芦ノ湖(13:15)


平坦ばかりではなく、またアップダウン。


アップダウン(13:22)


金時山の山頂が見える。
人がたくさんいる・・・


金時山頂(13:31)





金時山頂(13:32)


まさかりを手にするM氏


金時山頂にて(13:34)


ここでも富士山は霞にかくれてよく見えない。残念。


富士山




パノラマ(仙石原・芦ノ湖・箱根山方面)
(クリックするとちょっと大きくなります。)


振り返ると越えてきた稜線が見える。
丸岳の無線中継所も小さく見える。

振り返ると


金時山頂は人が多く賑やか
4時間かけて歩いてきた稲荷屋たちとは違い軽装の人が多い。
休憩していると気が抜けてしまいそう
まだ行程半ば、3時間以上歩かなければならない。
(とはいえ、体の疲労はそれほどでもなく歩くこと自体には余裕がある。)

休憩の後、足柄峠に向けて出発する。


金時茶屋(13:35)


金時山から足柄峠に向けては、ところどころに手すりのある階段が
掛けられていて歩きやすい。
逆にこの階段がなかったら・・・


階段(14:08)





鳥居(14:16)





(14:17)


なだらかな林道を進む。


(14:22)





丸鉢山(14:27)


丸鉢山からの富士山。みえない・・・


富士山





金時山(14:30)





登山道入口(14:47)


富士山方面への視界が開けても、霞んで富士山は見えない。


富士山(14:53)


道はアスファルトで舗装された車道になる。
車道ではあるが車は少なく気持ちよく歩ける。








(15:02)


足柄峠到着
関所跡などあるようなのだが今回はパス。
まだ15時なのだが、太陽は夕方のように感じる。
早く足柄駅に出たい。


足柄峠(15:14)


足柄峠からの富士山。


富士山


足柄峠からの足柄駅に向かう。
途中車道から脇の足柄古道に入る。
石畳は最初のみ、しばらくすると石畳はなくなる。
ただ道はきれいでしっかりしていた。


足柄古道


途中、車道に戻り、車道を横断して再度木々の中へ


足柄古道


足柄古道終了、再び車道を歩く。


足柄古道


足柄駅まであと45分。あと少し。


足柄古道(15:49)





唯念上人の大名号塔(小山町指定文化財)





栗の木沢題目碑(小山町指定文化財)





竹之下一里塚


もう影しか分からない・・・


富士山


由来はあまりはっきりしないらしい五輪の塔


五輪の塔


16時36分足柄駅 着
あしがら温泉を目指したが駅から遠すぎ。
途中まで行ったが、あきらめて戻ってきてしまった。
足柄駅から1時間半かけて無事帰宅。


足柄駅





足柄駅