5月4日



行動予定:バスで集集へ、その後集集線、豊原経由で龍騰断橋へ



集集への直通バスは、7時15分。
そのため、6時半の食事をさっさと済ませ、チェックアウトして出かけなくてはいけない。
朝5時から支度をして、6時半になりレストランに向かうが・・・暗い
聞くと7時からだという。
レストランの表示も朝食チケットにも6時半と書いてあるのに
7時まで待っていたのではバスに間に合わないので、朝食はあきらめチェックアウト


第三市場を通り過ぎ、バスターミナルに向かう。




湯気を上げている団子状のものあるが、これはそのまま食べるものなのか?
正体もわからず手も出せない。



野菜もいろいろ売っている。





バスターミナルに着き、チケットを購入。
バスの時間まで少し間があるので、朝食に何か食べられないか探す。



コンビニのイートインでも思っていたのだが、適当に店に入る。
壁のメニュー写真を見ていると、日式なんとかとあったので何だろうと思い注文。
ラミネート加工されたメニューにペンでチェックを入れることで注文。
(ラミネート加工されているので、ペンの記入は消して再利用できる。)

メニューをもらうが、消し忘れで既にチェック済
店員さんがしまったという顔をして、次のメニューを・・・
しかし、次のメニューも消し忘れ(笑)
3枚目のメニューにチェックを入れ渡す。

すると何か選べと言われる。
白い液体・・・牛乳かと尋ねるが違う様子
言葉で説明しても通じないと、白と茶色の液体を見せてくれる。
茶色のほうはよくわからないが、白い方は豆乳らしい。(中国語で豆漿)
白い方を選ぶと、試飲させてくれた。温かく甘い豆乳だった。

店の奥では何か作っている。
この時間客は私しかいないので、私の注文したものだと思うのだが
シート状の物に何かをつけて巻いている。
メニューでは巻きずしのように見えたが、あれは何だろう???

席で待つ。待つ間店内を見ていると、店の名前は「卡路里早午餐」
卡路里って読み方はカロリ?そうか、カロリーを考えたメニューの店なんだ。
そういえばメニューにはカロリー表示があった。ちなみにこれは500キロカロリーらしい

注文したものが来た。br> 巻いてあるのは。。。ロール状のツナサンド
そして、ポテトサラダにオムレツにハム
これのどのあたりが日式なのか???(笑)

食べ終わり、これはどう下げたものか?
店員さんを見るとはそのままでいいっという感じのジェスチャーだったのでそのまま席を立つ
店を出るとき、美味しかったと中国語でいうとちょっとびっくりした表情。
中国語ほとんどできないけど、感謝の言葉くらいは勉強していますよ。(笑)




ターミナルでバスを待つ。
行先別の列があり待っていたのだが、何か変更があったのか
お前霧社に行くんだったらこっちだと手招きされる。
おかげで無事バスに乗ることができた。



霧社へ向かう車窓から、崩れた跡が見える。台湾の土壌は崩れやすいのか?r>








檳榔の中の道を進む




青空が見える。晴れてきた。
窓の水滴で写真が撮りにくい。






バスは九族文化村で、小休止(7時45分)




ワンピースのイベントがあるらしい。

九族文化村を出て、バスの運転手が何か話かけてくる。
何を言っているのかわからない。
今度はチケットを見せろという。見せると納得した様子。
地元民でない観光客なので、九族文化村で降りるのではないかと心配してくれたらしい。
(なかなか横柄な態度だったけど)

バスに乗る時に、「外車埕」までのチケットを見せたのだが、気が付いてもらえなかったか。










自転車。あの坂道を登ってきたのか、ご苦労様です。



















外車埕のバス停。(8時20分)
他に誰も下りない。何もない・・・。
どっちに歩いたらいいのかもわからない。が、適当に歩いてみる。




木桶弁当の本店
記念に買ってみたいが、木桶も魅力だが荷物になるし・・・諦める。





日本統治時代の鉄路工員宿舎
台湾の日本時代の建物好きは筋金入りだなぁ




車埕駅
車埕の埕とは駅という意味らしい。





車埕駅には車両が展示されている。









蒸気機関車時代の給水塔。塔の裏には井戸がある。




車埕駅は集集線の終点。レールもここまで









貯木池と天車(クレーン)









左手のレールは不自然な曲がり方をしている。観光用の新しいものかもしれない。




車埕で見かけた蝶




購入した切符。台湾でも珍しい硬券
硬券で、改札で鋏を入れてもらう。

切符は下車時にも回収されず、記念にもらえた。
左端は、回収されると思って記念用に購入したもの。
中央は、車内での検札の検印入り。



車埕駅




列車到着。(9時)
下車した人たちが写真を撮っている。田舎の観光地らしい、のどかな風景
台湾の人たちは、なぜか古い鉄道が好き。



駅でも記念写真




車両は日本製
車内で、車掌さんから、この列車は日本製でなんとかかんとかと説明されるが、
中国語でわからない。日本人で中国語わからないと伝えると、おっ日本人かと
今度は別の説明を中国語で始める。だから、中国語わからないんだよ・・・




車埕:GPSデータ 歩いた距離 約1.6Km




水里駅。下車せず通過。





集集駅(9時20分)




日本統治時代の駅舎は、集集線の観光名所の一つ。
集集駅舎は、1999年の921地震で倒壊したらしいが、復元されていた。
台湾の人は、こだわりはすごい。



台湾の鉄ヲタ?








駅前で自転車を借りる。
駅のど真ん前の店は、人であふれていたが、数軒隣の店はガラガラ




自転車は、電動、マウンテンバイクにママチャリと選べる。
マウンテンバイク(1日150元)にするが、どれにするか選べという。
ちょっと借りるだけなので色にこだわっても仕方ないしと思うが
よく見ると1台だけタイヤがオンロード仕様(他はオフロード)
車道しか走らないのだから、オンロード仕様が楽だと判断して、これを選択。

自転車選択後はタイヤの空気圧を確認したりと、結構きちんとした対応。
簡単な地図をもらい、見どころの説明をうけ出発。。





明新書院


歴史的建造物として国の指定を受けている明新書院(1885年)



学問・受験の神様 文昌帝君を祭る明新書院




隣の永昌小学校と柵もなく直結。





軍史公園


軍史公園

以下、帰国後名前を調べたけど、ミリオタでないので自信なし。



M41輕戰車(ウォーカーブルドッグ)




陽字號 驅逐艦艦砲 海軍五吋38倍砲(38口径5インチ連装砲)




F-104G星是戰鬥機(スターファイター)




勝利女神力士型防空飛彈(ナイキハーキュリーズ)




C-119運輸機(フライングボックスカー)とM18戰車(ヘルキャット)
C-119はちょっと変わった形の輸送機。




M48A3戰車(パットン)





武昌宮


1999年の921地震で1階部分が潰れた武昌宮
観光バスが次々とやってきて、観光地となっている。



震災時の姿をそのまま留めている。
建物の周りを一周すると、鉄骨がむき出しとなったコンクリートの柱等まじかに見ることができる。



すぐ隣には新しい武昌宮





大樟樹


大樟樹(樹齢700年)
隣には大衆爺祠。日本統治時代には神社もあったらしい。




十三目仔窯


レンタサイクル店でもらった地図にあった十三目仔窯




窯の跡がお店に変わったらしい。
(921地震で倒壊との情報もあり、再建したものか?)



集集古窯遺跡施設
Welcomeと書いてあるが・・・




内部は入ることができる状態ではなかった。
ちょっと興味あったのだが・・・




緑のトンネル


緑のトンネル




レンタサイクルでクライミングコースと言われた通り、ちょっと坂道









自転車の二人は日本人だった。
本格的なチャリダーがいる一方。
私のような観光客も走っているのがちょっと不思議な感じ。

トンネルを過ぎると暫く下り、その後集集線との踏切があった。
あまり先まで行くと、帰りが大変そうなので、踏切を過ぎたあたりで引き返す。

引き返していると、自転車に乗った観光客に中国語で話しかけられる。
ほんと、台湾の人は気軽に話しかけてくる。
その都度、中国語話せないと答えるのが申しわけない。



ライトのない自転車でトンネルを抜けるのはちょっと不安。
あまり広さもなく、バスなどに抜かされる時はちょっと不安になる。




蛇の抜け殻
蛇もいるか、気をつけねば。




集集駅に戻り自転車を返却。(11時半)



駅前なのに隠れるようにあった碑




集集金蕉簡介とあるけど、バナナ関係?
集集はバナナの産地らしい。



佛手とか、ちょっと変わったバナナもある。
緑のまま売っているのも意外





何の店だろう???






集集駅前に展示されていた機関車
米国LIMA社製のSL-22、阿里山で活躍していた山岳用機関車で
直立したシリンダーと傘歯車が目を引く。




正面から見ても左右非対称






国軍M24戦車






観光用汽車?
機関車なのは形だけの様子





集集:GPSデータ 自転車 約15.4Km




集集駅を離れ、濁水へ


濁水駅(12時10分)
閉塞用のタブレットの入ったカバンキャリア。初めて見た。



濁水駅




濁水駅




濁水駅近く、水が濁っている。




濁水駅近くにて





921地震公園


大きく曲げられた線路




左右に曲げられただけでなく、隆起に、沈降により上下にも蛇行




枕木の一部は朽ちかけ、時間の経過を感じさせる。




地震で傾いた鉄塔
鉄塔が傾いたままでいらるのは、コンクリートの台座に載っているからだろう。
日本の鉄塔であれば、傾いたままでの保存は難しいのではないかな?










921地震公園の線路と鉄塔をみて濁水駅に戻る。(12時40分)
濁水駅前はちょっと寂しい感じ




お腹がすいたので何か食べたいが・・・
セブンイレブンがあったのでお弁当を買う。

台湾のコンビニでは、袋は有償
袋がないと温めた弁当が持てないだろうと、
タバコのカートンの切れ端をくれる。
非喫煙者としては、ちょっと微妙。



新国民弁当(55元)




電車のなかでいただく。





后里まで行くつもりだったが、電車はひとつ前の豊原止まり。接続が悪いので
豊原で電車を降り、タクシーで龍騰断橋へ(15時半)
駅前のタクシー乗り場で、「龍騰断橋→勝興車站→三義車站」と書いたメモを見せ幾らかと尋ねる。
600元との回答、思ったよりずいぶん安い。タクシーに乗り込む。


龍騰断橋は結構辺鄙なところだった。
道は細いのだが、龍騰断橋へ向かう車は多く、渋滞が発生している。




龍騰断橋(16時15分)
龍騰断橋は、1935年の新竹・台中地震で破損、断橋となった橋。
その後921地震でもさらに崩壊が進んだとのこと。

単に壊れた煉瓦造りの橋なのだが観光地化していて、
家族連れ、カップル、学生グループが大挙して押し寄せている。
大型バスも多く止まり駐車場は満車状態。
路上には駐車場に入れない車があふれている。



龍騰断橋



龍騰断橋



龍騰断橋



龍騰断橋



手前の線路は復旧のために1938年に架けられた鉄橋
1998年の複線化により経路が変更になり廃止されている。



新しい台中線の橋

再びタクシーに乗り込み勝興車站へ行くものと思っていたのだが
どうも豊原駅に戻っている様子。
山道は渋滞するから回り道かなとも思ったが、タクシーは豊原駅へ到着。(17時過ぎ)
運転手の勘違いかと思って聞くが
600元の往復で1200元だが1000元でいいという。
最初のメモを見せ、3か所行くはずではないかと言うのだが
龍騰断橋は行っただろうという。

3か所の目的地を書いたメモを見せたのに、なぜ1か所だけなんだよ!
それも運転手が勝手に行先を決めるなよ!
豊原駅に戻る話は一言もしていないのに。

片言の中国語ではらちが明かず、諦め1000払って降りる。
行けなかった勝興車站は、それほど期待していた所ではなかったので
龍騰断橋を見ることができただけでもよかったとしよう。
(勝興車站に行くことを考え切り上げたが、龍騰断橋をもっとゆっくり見ればよかった。)

中国語話せれば、こんな事にはならなかったかな。
そういえば台湾にも質の悪いタクシーがいることは、ガイドブックにも載っいた。
この程度で済んだのはよかったのかも。次からは気をつけよう。



龍騰断橋:GPSデータ タクシー往復 約34Km






台湾の鉄道は高架化が進められている。



高架化。豊原駅、現ホームから




台中駅到着(17時50分)
2級史蹟指定の煉瓦駅舎は美しい。
設計: 台湾総統府鉄道部工務課(松崎萬長)

ホテルにチェックインして、荷物を下ろし夕食に出かける。




台中駅前




夕食



ガイドブックに載ってた沁園春餐庁へ(18時半)
(独りで中華を食べるのは量が多くて苦しい!)


小籠包




回鍋肉




空芯菜がなくて代わりに来た物?何だろう?




酸辣湯






夜の台中駅(19時)




台中駅前




178mの神鑑大樓は廃墟?(2005年2月26日に火災との記事もあったが)





ホテルのテレビのリモコンはケースに入っていた。
これは初めてだなぁ



シャワーの排水が悪いのは、特殊設計による仕様だという事らしい。
そうなのか?





夜の台中駅(21時半)






今日のフルールビールはこれ。ライチとグレープ