夜エアコンの音がうるさくて目が覚める。
切ると暑いかなとも思いつつ、エアコンなしにしてみる。
結構平気だった。

ただ、切ったエアコンからなぜか水滴が落ちてきて
(朝まで気がつかず)真下においていた
開いたままのスーツケースに落ちていた。
量は少なかったのと、大半のものはビニールにくるんでいたので
実害はなく良かったが、ちょっと参った。


エアコン


朝、天気よさそう




窓は開くが、逆に鍵がかからない。
外のベランダは隣室からも入れそうなのに・・・
荷物を置いて出かけるのに。何だかちょっと不安





壁コンセントにRJ45の口を発見
つないで見るが使えない。
無線LANは、セキュリティなしの弱い電波が1つ。
まぁなしでもいいかとあきらめる。

朝食までまだ時間があるので、ちょっと散歩してみる。

ホテル外観


日本料理店?




ホテルの朝食どんなのだろうと考えながら食堂へ
うーーむ、やはりこのホテルは中国人向けなのか
おいしさを感じる以前に、食べたいと思うものが見当たらない。
せめて、おいしいコーヒーだけでもあると救われるのだが・・・


ホテルの朝食


ホテルの朝食はあきらめて、ホテルを出て小龍包の店へ
昨年来ている街なので、おいしい小龍包のお店が近いことを知っている。
しかも24時間営業

5個注文して25NTD(70円しないくらい)
今回は持ち帰りでホテルで食べる。


公正包子店


小龍包


ホテルへ戻るのにちょっと遠回りして市場を抜ける
朝早いのでまだ準備中だが、新鮮な魚が並び始めていた。
また、途中で古い日本家屋が鉄板の壁に囲まれていた。
既に人が住むにはくたびれすぎているのだが、保護されている様子。
いつか復元されて公開されるのだろうか?


暫定古跡


壁で囲われている。


崩れかけといってもいい状態


朝は結構涼しいなと思って歩いていたが、
陽に当たったとたん暑くなる。
明るくなって、日が昇る前が気持ちのいい時間。

ホテルに戻り小龍包を食べる。
小さい肉まんみたいな感じで、肉も甘みたっぷりでおいしい。

ホテルチェックイン時、ツアーのバスは8時50分に来るといわれたが
日本で予約したときは8時ということだった。変更になったのとは思うが
何事もアバウトな国なので、念のため8時からロビーで待つ。
50分間ロビーで待つのはちょっとつらい。

8時50分すぎ迎えが来た。



バス

するとフロントの人と話をしている。
何か?と思うと、部屋を変えるからとのこと
連泊なのでズボンとかハンガーにかけたままなのに
荷物はすべて移してくれるというが、
早く言ってくれればもう少し整理したし
ロビーで待っていた50分もあったし・・・
中国語しかできないので、日本人の私にはツアーの人待ってからの連絡になっただろう。

大型バスに私一人。
これから参加者を拾っていくのだという。
花蓮市内のホテル3つまわり、2人づつ追加。
そして最後に花蓮空港で20数名追加。
花蓮空港では、飛行機の到着待ち。
待ち時間で空港内をまわってみる。
花蓮空港は、大理石の花蓮らしくいたるところ大理石。

展望デッキでもあるとうれいしのだが軍民共同の空港なので無理。
写真撮影や望遠鏡で覗くことは禁止ですと日本語でも警告表示があった。

到着インフォメーションは定刻となっていたが、少し遅れて飛行機到着。
二十数名がぞろぞろやってくる。



大理石だらけの花蓮空港


アプリケーションはWindowsで動作か・・・


参加者は大半が日本人だが、その他に西洋人3人、中国人3人
ガイドは中国語、日本語、英語の順に3ヶ国語で説明。
(基本英語のガイドで日本語はあまりとも言っていたが、説明は十分わかった。)

太魯閣へ向かう。
まず最初は太魯閣入り口。
ここまでは昨年も来ている。


太魯閣国家公園


太魯閣国家公園


写真タイムの後、砂卡礑遊歩道へ
昨年は、五軒家まで歩いたがこのツアーではそんな余裕はない。
20人もぞろぞろいけるところでもない。
またそれ以前に、先日の台風で立ち入り禁止になっている。
よく見ると、手すりが壊れていたりする。
しばらく写真タイム



砂卡礑渓


ズームしてみると、壊れた手すりが見える。


砂卡礑橋にある入り口は閉鎖


砂卡礑橋


砂卡礑橋

次は滝
これは車中から
滝が見える側の席でラッキー







発電所の堰を横目に見ながら進むが、
台風の対策のためか空のようだった。

ところどころで真新しい崖崩れの跡を見ながら進む。
崖崩れの跡を通過するたび、ガイドさんは土石流、土石流と連呼する、


道路脇では水が流れ出ている。


土石流跡


何回も工事車両を見かける

バスが止まり、ガイドさんがヘルメットの貸し出しを受けに行く。
袋に入ったヘルメットが、バス車内で配布される。


貸し出されるヘルメット

次に燕子穴
昨年崖崩れで通行止めになっていたので、ここから先は初めてのエリア
今回も先日の台風で崩れたらしいのだが、今日から再開とのことラッキー!
まだ道路には重機がいたりする。
(復旧したばかりとは、本当に安全なの?とちょっと不安でもあったりする。)

貸与される青いヘルメットをかぶりバスを降りる。
燕子穴の手前に、渓谷を渡る錐麓吊橋がある。
渡った先で折り返し戻ってくる。
しっかりした吊橋で、ゆれも少なく安心して渡れる。
この吊橋を渡ると(日本統治時代の)旧駐在所跡等にいけるらしい。



錐麓吊橋


錐麓吊橋


今回のツアーではここで折り返し


覆道(ロックシェード)も落石の上に建っている


吊橋の上から


吊橋の上から


定員20人


錐麓吊橋


断崖駐在所までは通行可能らしい


色々な注意書き

吊橋を戻り、燕子口歩道へ
穴は開いているが、それを飛んでいる燕にかけただけで
この穴に燕が住んでいる訳ではない様子。
暫くバスを降りて歩く



車道のトンネルの脇の歩道を歩く


貸し出されるヘルメットは青色。サングラスしてかぶるとタモリ倶楽部みたい。


ゆっくり見たいのだけど


燕子口


燕子口


燕子口:水は濁っている


燕子口:窓のように開いた口から反対の崖を見る


燕子口


燕子口


燕子口:歩道もそこそこの高さがある。


燕子口


燕子口:色々な標識







燕子口を抜けると、端の手前で休憩になる。
そこから見える岩は、印地安(インディアン)の酋長の顔に見えるという。
言われればそうかもしれないが、アジアの端のほうで
なぜこれを酋長といい始めたののか?ちょっと不思議

酋長おぼれかかってます。



印地安酋長岩:言われてもなかなか・・・


橋の欄干に燕の像


橋のデザインも燕

ちょっと先にバスがいるので、またバスに乗り込むのかと思いきや
少し先に渓谷の一番狭くなったところがありのでそこまで歩く
一番狭いところは5mという。
水の流れもなかなか激しい。


支流の清流が濁流に流れ込む


上流から燕子口方向。


ガイドさんの説明では、一番狭いところ(16m)


なんかひびが入っているけど・・・




再びバスに乗り込み、折り返し地点の天祥へ
九曲洞は台風で崩れ見学できないらしい。残念。



道路脇は、石が積みあがっているだけで、ガードレールがない・・・


左の荒れた道は九曲洞らしい。


天祥で昼ごはん。
五つ星というが、そうなのかなぁ
昼を食べると自由行動なのだが、食事の運ばれるスピードと
自由時間がほとんど同じ。
ゆっくり食事というのはいいが
デザートが出るころには、自由時間も終わり。
何も見ることができない。
(そもそも天祥での見所の説明がない。ご飯食べるところだったのか?)

デザートは西瓜だったので、パスしてほんの少し散歩(10分くらい)


















稚暉橋


天祥の入り口 稚暉橋


普渡橋を渡ると祥德寺


自転車な人


祥德寺


緑水で休憩
ここから鰐にみえる岩がある。
バスツアーでは行けないが、ここから旧道の歩道もある。
見ると歩いているひとがいた。

音はしなかったが、渓谷の一部で煙が見えた。
今日も崩れているのかと思うと、自分の頭の上でなくてよかったと思う。

展示室があるとガイドブックにあったが、昼休中。
休憩時間は少なく行けなかったが、ちょっと覗いてみたかった。


緑水


緑水


緑水


ワニに見える岩


車道の上に歩道が見える


歩道にズーム





国家公園登山学校、緑水地質館



慈母橋を歩いて渡る。
この橋の横には、蘭亭を冠に見立てた蛙に見えるという岩があるのだが
予習不足とガイドさんの説明もなくただ渡っただけで見逃してしまう。


慈母橋


慈母橋から


慈母橋

戻りは九曲洞の入り口付近の復旧の様子を車窓からの眺める。
ぼろぼろになったガードレールが痛ましい。
崩れると、それを取り除くまでが通行止めで
崩れることの対策はされているのかなとちょっと不安になる。



九曲洞:修復作業中


九曲洞:ガードレールぼろぼろ

バスは渓谷の中の道を進むが、渓谷の壁は高くそびえていて
カメラの広角では収まりきらない。
渓谷でかすぎ!


最後は長春祠
ここは、昨年来ているところ。
このツアーでは、対岸から眺めるだけ。
休憩(写真タイム)が終わったところで、
中国人の男性が、祠まで行きたいとガイドさんと交渉
ちょっとだけ時間をもらう事に成功。

彼は私と、西洋人男性一人を誘う。
(私は行った事あるからいいよと説明できず、一緒に行く事に)
3人以外は、おそらく説明もされないままバスで待たされている。

長春祠を往復しバスに合流



長春橋


長春祠


立ち入り禁止の先には落石


手すりはぼろぼろ

太魯閣を後にする。

石の博物館(半分はみやげ物店)に立ち寄る。
説明の女性の日本語はわかりやすく面白かった。

メノウは電気を通すという表現が気になった。
それって半導体なの?聞いたことないなと思ったら
光を通すという意味だった。
確かにつぼに電球を入れるときれいに見える。
電気をつけるなんていうけど、そういう意味だったのか。

石で作った造花があり、花蓮の石で作ったから枯れんなんて
言っていたがそれなりに受けていた。



光隆育楽世界、石之屋


隣には日光猿軍団(石の博物館のガイドさん曰く、出稼ぎだそう)


お化け灯篭


灯篭色々


球状の石が廻る噴水

博物館の前に石で作った干支、
中国と日本で違うのは猪、中国では豚という。
ただ、中国語で猪と書くと豚の意味なので漢字では同じかな?


干支の石像


海洋深層水?


このツアーの最後は七星譚
ただ、ツアーの参加者のほとんどは、この後電車で台北に戻る。
電車の時間までもうわずか。
ガイドさん、「海に行きます。太平洋です。時間は5分です。」

バスが止まってそこから海岸まで言って戻るだけでも5分くらいかかる。
きれいな浜を見る余裕なんてない。
昨年見ているし、明日も来るつもりの私は海外まで行きかけてあきらめて戻る。
他にもあきらめてバスで待つ人もいる。
(きれいな海なのだから走ってでも見てきたらと思うのだが・・・)

5分後戻ってこない中国人と西洋人の二人。
ガイドさんはあせるあせる。
ガイド、運転手、私以外はここから駅までの距離を知らないので
あまりあせってない様子。

ようやく二人が戻ってきて発車。
運転手さんは、ちょっとでも早くと、飛ばす飛ばす。
駅に着いたのはほんの数分前。まにあった。



花蓮駅


16時40分の電車に乗るのに1分前に改札通過。こんな時に限り遅延のない電車

駅前の古い列車の展示が見たかったので
バスでホテルまで送るのを断り、駅で私も解散。

ツアーが終わり、駅前の古い機関車、貨車をみる。
昨年来たときは気がつかなかったのだが
googleのストリートビューをみていて気になっていた。
ただ、ストリートビューの絵とはちょっと違い台数は少ないようだった。
旧駅付近の博物館に移されたのかもしれない。



野外展示の機関車(日本製)


詳しくはLDT103でググッて見て


駅から続く自転車道

その後駅前を歩いていると、七星譚で5分を守らなかった二人歩いていた。
電車に乗らなかったのかと聞くと、もう少し遅い電車を予約しているとの事。
それで七星譚でゆっくりしていたんだというと、そんなことはないのだがという。
いやいやそんな事あるでしょう。(笑)

二人と握手をして、再度分かれる。
駅からホテルまで歩いて戻る。



日本料理店?


軍事施設跡?


街中は大理石のオブジェでいっぱい

駅から暫く歩いたところで、道を聞かれる。
ごめんね。中国語わからないのと言って断る。
ジモティにはみえないと思うのだけど・・・

ホテルに戻ると、今度の部屋は307
スーツケース、ハンガーにかけていたズボン、引き出しにいれていたパンフレットなど
一通りの物はきちんと移されていた。
そんなにグレードが違うようにも見えない。
まぁどっちでもいいけど・・・



今度の部屋は307

TVをつけると、台北では大雨だった様子。
高架道路で水がたまり、車が通るとそれを跳ね、下の道路に雨のように降り注いでいるというニュース。
ただこれは、大雨というより単に高架道路の水はけが悪い人災なのではと疑問

他には、火事で出動した消防隊員が活動中2階の屋根から落ちたニュース。
火事の取材でカメラを回していたので、落ちるところを撮影したので
ニュースになったよう。
台湾はニュースチャンネルが多く、些細なことでもニュースに取り上げられるよう。
こんなニュースを見ていると、台湾ってのどかだなぁと感じる。



台北の雨のニュース


こち亀は烏龍派出所。烏龍には滅茶苦茶なという意味もあるらしい。
字幕はあるけど、吹き替え

夕食は、昨年同様ワンタンを食べに出かける。
第一候補の店は、人が多く断念、第二候補へ
レジで60NTD支払い番号札をもらう。322番
呼び出しを待つのだが、聞き逃してしまう。
私のワンタンを持った店員は、店の奥へ進んでいく。
向かいに座っていた男性が、君呼ばれたよって顔でこちらを見る。
仕方がないので、店員を追いかけて店の奥へ
ワンタンを受け取り席に戻る。

ちょっと疲れ体に、スープの中のセロリの味がとてもおいしい。
おいしさのあまり、ちょっとあわてて食べてしまい、口の中ちょっと火傷状態(笑)



番号札。サンバイアールシーアールと呼ばれるのを待つ


偏食(ワンタン)

花蓮の街を少し散歩


花蓮文化創意産業園区は工事中


花蓮文化創意産業園区


西瓜大王は西瓜の専門店らしい。


阿美で原住民の饅頭を買う。
お土産用の箱入りもあるが、ビニールで個別包装でいろいろ入って100NTDを購入。
(ホテルにあった割引券で95NTD)
会計時、日本語で95、そしてありがとうといわれる。
日本語上手ですねと中国語で言ったつもりが通じない・・・orz

結構おしいいし、腹持ちよさそう。
明日の花蓮での散歩のおやつにする。