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8月1日に航空券を手配して、11日から17日まで花蓮、基隆を旅した記録。 羽田空港着 ![]() 羽田空港国際線ターミナル ![]() 新旧管制塔が並んで見える 贅沢にもビジネスなのでラウンジが利用できる。 (直前なのでビジネスしか空いてなかった。) 天ぷらそばにおむすび、スープ、ビール、コーヒーと 無料なのでいろいろ楽しむ。 ![]() ラウンジにて WiFiもあるのだが、電波はつかまるのになぜかアクセスできない。 ただ、ラウンジにはSonyのAndroidパッドが提供されていたので これを使って検索。出国直前になって行きたいところが増えてしまったりする。 ただこのパッド、前の利用者の情報が残っていた。(定期的にクリアされるらしいが) このようなところでのアカウントを利用してのログインは非常に危険。 ![]() SONYのAndroid 出国のイミグレーションではカメラによる自動確認のテストが行われていた。 面白そうなので参加してみるが、カメラで認証した後有人カウンターを通る。 何が楽になるのか、ちょっと良くわからなかった。 ビジネス席は、中央にちょっと空席があるが他は満席。 毎回楽しみにしている窓からの眺めは、富士山が見えた程度で ほとんど雲の中。残念。 ![]() 機窓からの富士山 機内では、「宇宙兄弟」を見てすごす。 原作の漫画はみていないが、TVのアニメは毎週楽しんでいる。 映画は、いろいろはしょっているなと思いながらなかなか楽しめた。 年取ると感動しやすくなるなぁ ![]() まずはシャンパン 機内食は和食を選択。 鱧と白ワインがよくあっておいしい。 なんだか正月みたいな豪華さ。幸せ。 ![]() 機内食(和食)+白ワイン ![]() 機窓から見えたPolar Air Cargo 機体後部の黄色はDHL の黄色 ![]() 台北 松山空港着 飛行場内の銀行でとりあえず両替 台北捷運(MRT)で台北駅へ向かう。 MRTの駅でEasyCard購入 500NTD:内100NTDはデポジット 自販機に1000NTDの札を入れて購入 つり銭はどうなるのかなと思ったら 50NTDのコイン10枚。 小銭の手持ちができて、一挙両得。 ![]() 台北捷運 ![]() 台北捷運文山線は、タイヤ走行の新交通システム ![]() 忠孝復興駅 忠孝復興駅で乗り換えて、台北駅到着。 予約時のプリントアウトを見せ、パスポートの提示とサインして ネットで予約した切符を入手 ![]() 台北駅 ![]() 台北駅チケット窓口 電車時間までまだ余裕がある。 ちょっと雨がぱらつくものの国立台湾博物館へ (故宮博物館ではない) ![]() 国立台湾博物館 入場料20NTD(学割については尋ねなかった) 初めて台湾を訪れた時も、この博物館に立ち寄っているので 今回2回目。今回の目的は、日本人の像があること と思ったのだが、あると思ったところには壷があるのみ・・・ 折角来たのに残念。 そうしていると、職員らしき人から 荷物をロッカーに入れるかと尋ねられる。 館内のコインロッカーに案内される。 ロッカーはちょっと不思議な配置で 手荷物用が下半分、大型荷物用は上部 ちょっと重たい旅行荷物だったのだが持ち上げてもらい 上部のロッカーへ 10NTD入れると鍵がかかり、荷物を取り出すと10NTDが 戻る仕組みなのだが・・・ 10NTDは吸い込まれたが、閉めるべき鍵がない。 職員さんが手伝ってくれていたので、説明する手間もなく 対応してくれるが、対応に手間取る。 最終的に、別の10NTDを返却としてもらい、別のロッカーへ 無事荷物を預けて見学。 この博物館は科学博物館で、小さい子供でもわかるように展示されているため 展示内容としてはちょっと物足りないが、建物自体は日本統治時代のもので デザインも凝っていてかこいい。 ![]() 内部は自然博物館 ![]() 廊下 ![]() 中央ホール ![]() 中央ホール天井 ![]() ホールの円柱の後ろには角柱(2階) 地下の展示からみていると、先ほどの職員の方が私を探してくれていた。 (地下の展示エリアはもともと倉庫かなにかだったようで天井が低い) わざわざ日本語のパンフレットを手渡してくれた。 また、今回のチケットで、他の博物館も見学できるとのこと。 別の博物館というのは、この博物館の道路を挟んで向かい側 近いので行ってみよう。(再入場できるので荷物はロッカーに入れたままでいい) 手渡された日本語のパンフレットには、日本人の像の写真 この像が見たかったと伝える(英語) すると、日本人だから見たいと思うだろうが、この像のある階は 工事中で入れないと教えてもらう。 (後で8月22日まで工事との掲示を見る。残念) ![]() 1階のホールの児玉源太郎と後藤新平の銅像のスペース ![]() 8月21日まで閉鎖 もうひとつの博物館は、前にある旧土地銀行の建物 この建物も日本統治時代の建物。 中に入ると金庫が残されていて見学することができる。 金庫入り口の係員さんが、この金庫は日本製だと教えてくれる。 金庫内部は二階建てで、牢屋のような鉄格子で小部屋に分かれていた。 (金庫に入ったのは、広島の旧日銀の金庫室以来) 金庫以外の部分は大きな吹き抜けを利用して恐竜の骨格標本展示。 (ただ、この骨格標本は本物ではなさそう。) ![]() 中央の建物の左の建物 ![]() 国立台湾博物館 土銀展示館 ![]() カウンター ![]() 金庫室の扉 ![]() 鍵は日本製 ![]() 骨格標本 ![]() 骨格標本 ![]() 壁や天井のデザインは、修復保存されている。 ![]() 国立台湾博物館 土銀展示館 土地銀行展示館の後は二二八和平公園内の二二八記念館へ ![]() 二二八和平公園内の二二八事件紀念碑 ![]() 日本統治時代の物と思われる馬像 ![]() 馬像の腹部 ![]() 紀念鐘 二二八記念館は日本統治時代、NHKだった建物。 こちらも入場料は20NTDなのだが、だめもとで 学割を聞いてみるとOKで無料。 日本学生可以可? 可以 二二八記念館の展示は高雄の博物館でも見ており 台湾の歴史の中で大きな比重を占めていることがわかる。 展示は戦前から大戦後、二二八事件までの展示で 終戦の文章など、日本では見かけることない資料(コピー)もあった。 日本統治時代、皇民化がすすめられ、日本人としての教育がされ 戦後、民国政府から中国人としての教育に変更されと 翻弄された歴史を見ることができる。 ![]() 二二八記念館 ![]() ![]() 日本統治時代は日本語が、戦後は中国語の使用が求められる。 ![]() ![]() 風刺漫画。今の民主とは関係ないけど 一通り展示を見学し出ようとすると、日本語で質問はありますかと 声をかけられる。とはいっても、二二八について質問することも難しく 勉強しますと回答。いつでも歓迎しますといわる。 いろいろ時間をとられてしまい、すでに14時半 長栄博物館に行けるかどうか。 ちょっと迷いながら移動していると、 年に何回かしか公開されていない台北賓館(迎賓館)が公開されていた。 後で調べると 「中華民国と日本国との間の平和条約」60周年特別展 2012年8月5日(日)~19日(日) だった。 これはチャンスと入ってみる。(荷物検査有) この建物は、日本統治時代の台湾総督の公邸。 昭和天皇も皇太子時代に滞在された建物だけに内部は豪華。 ただし、撮影禁止。 入り口でもらった日本語のパンフレットは 魚釣島は中国のものだ主張するものだった。 こんな物もらっても・・・ 展示も日本が降伏した後の条約に関係。 竹島と違ってちゃんと条約があるのだからと思うのだが 読み方の違いなのか、意見の食い違いが出ている様子。 (李登輝元総統も、日本の物といわれたようなのだが) ![]() 台北賓館 門 ![]() 台北賓館 ![]() 庭園 ![]() テラス ![]() 庭園 ![]() ![]() ![]() 見学後、博物館本館に戻り荷物を回収。 台北駅に戻り花蓮への移動準備。 ![]() 中華民国総統府 ![]() 本場の台湾リス ![]() 東門の景福(照正)門 ![]() 二二八和平公園 ラジオ塔 花蓮に着くと19時になるので、駅弁を購入。 100NTDと60NTDがあったが、60NTDのものを選択。 20NTDのお茶を2本購入し、合計100NTD レジ袋をお願いしたので追加で1NTD ![]() お茶 ![]() 臺鐵便當 ![]() 臺鐵便當 列車が到着し、乗り込む。 汗だくだったので、冷房効いた車内で辛いかと思ったが それほどでもなくすごす。 台北の駅から乗った時、席の物入れには前の乗客のごみが残っていた。 いやな思いをするわけだが、台湾の鉄道はごみの回収に回るサービスが 頻繁にある。それも結構強引。 回収に来た係の人は、ごみらしき物を見つけると 手を伸ばして捨てるかと聞いてくる。 おかげで、ごみの回収に気がつかなかった私の前のごみも 早々になくなった。 車内を清潔に保ついいサービスだと思う。 自強号は基本座席指定だが、無座で立っている人もいる。 ただ、空席はあまりない。 空席を見つけ移動しようとした人が、網棚から荷物を取るとき 誤って(私の隣の席の)男性の頭の上に落としてしまう。 荷物を落とした女性はすみませんという程度 一方の男性は頭をさすって痛いなとアピール どうなることかと見ていたが、男性は怒るわけでもなく 大丈夫ですよと言うわけでもなく、頭をさするだけ。 その後、女性がお菓子をどうぞと差し出すと いや結構ですよと遠慮して、和やかになっている。 なんかおおらかというかなんというか どうなるんだろうと思っていて見ていた私だけが、 緊張感に包まれていたみたい。 和平駅の近くのセメント工場の煙突を見るとまもなく花蓮 すでに外は暗くなっている。 花蓮駅到着 台北駅でも見かけたが、日本のアニメ関係の紙袋をもった若い人がいる。 台北でコミケでもあったのか? 銀魂って書いてあったけど、若い人の趣味はおっさんには理解不能。 ![]() 花蓮駅到着 花蓮駅につくと外は真っ暗。 歩けない距離ではないが、タクシーに乗りホテルへ 想定していないコースを走るタクシー 遠回りされたのかな?とも思うが120NTD ホテルに着くと、いきなり名前で呼ばれ、 明日のツアーは8時50分ロビー集合ですと伝えられる。 このホテル日本語OKなのとおもったら、 この時が最初で最後。この後はフロントで英語すら通じないとは この時点で知る由もない。 渡されたキーは507 エレベーターで5階へ、 507のドアを開けると・・・ 使用感たっぷりの部屋。 ![]() 507 なんだこの部屋は? ちょうど通りかかったホテルのスタッフに こんな状態なんだけどとアピール 対応してくれるが、この状況については わからないというだけ・・・ その後808のキーをもらい、ようやくくつろげる。 ![]() 808 ここならまともだ ドア横のマスタースイッチ 最初に部屋に入ったときからこの状態 いいのかなぁ??? それにしても論語? 「有朋自遠方来、不亦楽乎。」の部分はホテルらしい? ![]() スイッチ ![]() 花蓮夜景 |