甲浦―室戸岬(50Km) 室戸岬―安芸(70Km)

フラットバーロードで、室戸岬へ


9月14日 甲浦―室戸岬


9月15日 室戸岬―安芸



06時39分 坂出駅発 JR快速マリンライナー3号・高松行
07時05分 高松駅発 JR特急うずしお3号・徳島行
(徳島駅で1時間電車待ち)
09時30分 JR牟岐線・海部行
11時53分 阿佐海岸鉄道・甲浦行

5時間かけて甲浦へ
切符の手配では、甲浦(かんのうら)の読みがわからず、ちょっと恥ずかしかった。
徳島駅で1時間待ち時間があったが、自転車を組み立て、また戻すのも面倒と駅内で過ごす。


甲浦駅到着


甲浦から先は、未成線。高架がぷっつり切れる。


線路と道路を両方走れるDMV(Dual Mode Vehicle)を導入予定。そのための改修工事中。



ちょっと甲浦町を自転車で走る。
甲浦町で見かけた平和塔。入口の門には「嗚呼日露大戦役」


「嗚呼日露大戦役」



国道55号線を室戸岬へ向け南下。
左手に水平線を見ながら自転車で走る。
曇り空で暑くはないが、夕日が見られるかちょっと不安。

鹿岡鼻の夫婦岩 が見えてくる。


左手に水平線


一番沖側が夫婦岩


夫婦岩


むろと廃校水族館
事前に調べていたものの、あまり期待していなかった。
駐車場には、警備の人が二人いるほどの盛況
展示内容は充実しているし、水槽もきれい。
プールには、ウミガメやシュモクザメが泳いでいる。
なかなか満足度高い水族館だった。


むろと廃校水族館


むろと廃校水族館

室戸世界ジオパークセンター(無料)
ここは展示物を見るより、ツアーなどに参加するのが面白いのかもしれない。
通りすがりの私は、さらっと見て次へ。

国道55号線は、走りやすく、車もあまり来ない。
大型バイクの集団や歩きのお遍路さんをたまに見かける。


室戸世界ジオパークセンター


室戸世界ジオパークセンター


道路に警備の人が目立ち始める。
この日は、室戸ジオパークトライアスロン だった。
最後のラン10qの人たちを見ながら自転車を走らせる。


給水所


若き日の弘法大師、空海の像のある来影寺
室戸岬はすぐそこ


来影寺


弘法大師空海が修行したといわれる洞窟。
この洞窟から、空と海を見て空海と名乗ったとか。
パワースポットらしいのだけど、私は何も感じなかった。


御厨人窟・神明窟


室戸岬手前には、室戸岬灯台へ徒歩20分の道もあったのだけど
ちょっとうっそうとしていて、怪しげだったのでパス

室戸岬到着
U字型にカーブする道路の突端には、中岡慎太郎の像。
桂浜の坂本龍馬像といい高知は、海に向かう像が好きだなぁ


中岡慎太郎


室戸岬 灌頂ヶ浜


室戸岬 灌頂ヶ浜


室戸岬灯台


宿を目指し、岬を超えて進む
宿に荷物を置いて、一息つく。少し晴れてきた。
夕日を見に、岬まで戻ればいいのだけど、ちょっと遠い。
宿の主人が、ここからでも見えるよと言うので、夕日を見る場所を探す。
港は高い壁があるし、西に行くと行当岬で海に沈む夕日が見えない。
そうこうしていると、再び曇ってきた。
諦めて宿に戻る。


津照寺


右手の行当岬で、海に沈む夕日は見えない。それに曇天。


宿の部屋は、衣紋掛けがあり、照明のスイッチには延長紐が付いていたりと昭和感いっぱい。
一方、宿の夕食は、鰹のたたきもあり。なかなか満足。


夕食


近所で買った焼酎の水割り。なんでも龍馬の高知県


龍馬の海援隊


朝は天気よし。
海から登る朝日を見るために岬へ(宿は岬西側)

日の出前の薄明をライトをつけて走る。
岬までの道は右手に海。月がきれいに見えた。

岬につくと、中岡慎太郎の像が影絵のように浮かび上がいる。
駐車場には日の出を見る家族連れ等がいた。


朝の中岡慎太郎の像


明るい方向で海が開けているところを探す。
結構岩が邪魔してくれる。


日の出


寒い時期には、だるま朝日になるらしいのだけど。
まだ時期が早い。


朝日


朝日を見て、宿に戻る。

室戸の港は、防波堤が高い。
風雨の強さは半端ないのだろうなぁ。





朝食を済ませて、宿を出る。

最初は、行当岬の新村遊歩道。
漣痕、砂岩岩脈など見どころいっぱい


砂岩岩脈


漣痕


鯨博物館
江戸時代の捕鯨の説明が面白い。
捕鯨は特権であり、また捕鯨のために他の漁が制限されたり特別なものだったそう。
ジョン万次郎が助けられたのはアメリカの捕鯨船だそうで、万次郎には、それもまたショックだったそう。


鯨館-鯨資料館-


鯨館-鯨資料館-


良質な木炭と薪が取れることから「土佐備長炭」の積み出し港として大いに栄えたらしい。
水煮強い土佐漆喰を使った白壁と、雨風から守るための水切り瓦の壁が多く残る。


吉良川の町並み

古い街並みの中に、ちょっとモダンな旧郵便局
見ると、瓦にも〒マーク。


旧郵便局


瓦にも郵便マーク


奈半利
ここからは土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線があるが、もうしばらく自転車で走る。


奈半利


江戸時代、木材の集積地で、林業や廻船業に携わる豪商が生まれたらしい。
岡御殿は、豪商 岡家の屋敷で、殿様をもてなすために一段高くなった座敷があった。


岡御殿


岡御殿


道の駅大山 レストラン
ちょうどお昼。気になっていた安芸釜揚げちりめん丼を食べる。
15日は20円引きとかで680円。柑橘系の効いた醤油でおいしい。
名物の茄子もある。


安芸釜揚げちりめん丼


伊尾木洞



伊尾木洞


マムシに注意の看板。6時間以内に治療すれば大丈夫ってそういう問題?


伊尾木洞

トンネル部分は意外に短く、そのあとはこれは道?という状態
先にある滝を目指す。
浅いながらもそれなりに流れている小川を、不安定な飛び石で渡る。
SPDシューズで歩くのはちょっと辛い
いつまでこの状態が続くのかわからず、行くも帰るもつらい状態。
なんとか滝までたどり着いたが、苦労の割には小さな滝。
前を歩いていた夫婦は、来た道を戻っていったが、また戻るなんて無理。
滝の横を登る道を進み、渓谷の上に出て入口に戻る。


渓谷





渓谷の上に出る。
道端に案山子。最近こういうのって多いな?流行り???


休憩する案山子達

寅さん地蔵
地蔵とは、六道すべての世界(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)に現れて衆生を救う菩薩様なのだけど、寅さんも6人いるのか?


寅さん地蔵


安芸市に入り安芸市立歴史民俗資料館見学
安芸城跡は興味あったけど、ちょっと体力が残っておらず残念。


土居


岩崎弥太郎生家を訪ねてみる。建物があるだけなのだけど。
ここから三菱がはじまったのか・・・


岩崎弥太郎生家


岩崎弥太郎像


今はもう動かない野良時計
技術を取り込む先人の技はすごい。


野良時計


安芸からごめんなはり線で後免へ


全ての駅にキャラクターがあるらしい。

顔出し看板があったけど、ちりめんドンちゃん???
需要はどのあたりなのだろう???



顔出し看板


ごめん駅
ごめんだらけ

後免駅から16時21分のJR特急南風22号・岡山行で宇多津へ
琴平から自転車とも考えていたのだけど、遅くなったので坂出まで戻る。
JR快速サンポート南風リレー号・高松行で18時15分坂出着。
駅で自転車組み立てて帰宅、終了


後免駅


ごめん駅でごめん


ゼロキロポスト