ヤビツ峠から津久井湖(45Km)



富士山に登りたいのだが
仕事や放送大学の定期試験と土日がつぶれる。
また土日が空いても天気がいまひとつ
この週末も曇(山頂は晴一時霧か雷雨)ということで断念

さて、どうしよう
土曜は午後に雨の予報なのであきらめ、
特に日曜は気温も下がる様子。では日曜に決定。
荒川をさかのぼってもいいかなとも思ったがちょっと遠い。
で、これまで2回行ったヤビツ峠を目的地にして
そこから多摩川を目指してみることにする。

日曜は朝5時の始発で出かけようと思っていたが
朝目覚めると既に5時半。だめじゃん>自分

出発からけちがつき、どうしようかと迷う
うだうだと悩み、結局7時に出発
そしてなんとか秦野着

ヤビツ峠への入り口、名古木の交差点にあるコンビニで買い物
電車の中で気がついたのだが、今回地図を忘れている。
峠に登るだけならいいのだがその後の道が怪しい
文庫本版の神奈川県の地図を購入
ただし、神奈川県版なので見たい場所の情報はちょっと怪しい・・・

コンビニで会計をしているとコーヒー試飲無料とある。
何でこんなものがコンビニにと思ったら
このコーヒーメーカを売るつもりらしい。
(カートリッジ式でこれを売って儲ける仕組み?)
朝は対象外だったらしいのだが、試飲させてもらう。
なかなか凝ったものだったが、高そうだなぁ
コーヒーが出来るまで店員さんが話しかけてくる。
蓑毛に行くのだったらヒルに注意したほうがいいですよとのこと
この店員さんは2匹のヒルにやられたとか
確かにこの山は地図にも山にもヒルに注意と書いてある。
稲荷屋はまだ被害にあったことはないのだが・・・
まぁ今回は山に入るのではないので大丈夫でしょう。

さて出発。
前日比で気温低めとはいえ、汗かきの稲荷屋はいきなり大汗
ぼたぼたと汗が車体に落ちていく。
一漕ぎに何粒も落ちる汗
汗をかきつつ登るというより
稲荷屋を搾っているような汗の出方。
参ったなぁ

なんとか蓑毛
休まずに通過のつもりだったが・・・休憩休憩
ちょっと息を整える。
蓑毛には山登りの人がいた。
「こんにちは、大山ですか?」と話しかけてみる。
蓑毛から山を通ってヤビツ峠を抜けて大山らしい。
天気が良ければそれも良かったのだけど
今日の天気ではちょっと残念だなぁ。
大山に向かう人を見送り
稲荷屋も再出発

相変わらず、この坂はきついなぁ
こういう坂道は稲荷屋はあわないのかな
(単に体力がないからだけど(笑))

菜の花台でも一息ついて再び登りなんとか峠へ。

今回は珍しく他の人を抜いた。
とはいっても、一人は軽いギヤでゆっくり登っていて
極力負荷をかけないで登っている感じの人
もう一人は、稲荷屋から見てもわかる初心者。
決して稲荷屋のレベルが上がったのではないのは確か。
もう少しは上達してもいいと思うのだけど
まだ1時間を切ることが出来ない。
相変わらず、だめだめな稲荷屋

ヤビツ峠では、自転車の(稲荷屋を抜いていった)人達が
休憩している。

大山を目指す団体さんが互いに自己紹介したりしている。
ここから大山だったら、高低差500m、1時間で気軽に登れるから
団体さんにはちょうどいいのかな。
でも自己紹介なら登ってくるバスの中で済ませればいいだろうに(笑)

稲荷屋も少し休憩して宮ヶ瀬湖へ向かう。
いつものように下りでもスピードは控えめなので
たまに抜かされながらの下り。

ここの緑の中を走るのは気持ちがいい。




途中、さくさく走りながら下ってきた自転車の二人組み
稲荷屋を抜かした後、急にスピードが落ちる。
前を走るローバーミニに行く手を阻まれている。
ブラインドコーナの続く下り坂は車よりも自転車の方が早い。
稲荷屋は、下りの力を借りて加速するが
本格的な人達は下りでも漕ぎ続ける。
(稲荷屋がそんなことしたら空回りするだけ)
ちょっと道が広くなったところでローバーミニが
自転車に道を譲る。
しばらくは稲荷屋も後を追ったが
後姿はどんどん小さくなった。

宮ヶ瀬湖を抜け、津久井湖へ向かう。
津久井湖そばのコンビニで飲みのもの補給と
文庫版の東京の地図を購入。
これさえあれば(方向音痴の稲荷屋でも)何とか帰れるはず。


文庫版地図


コンビニで凍結のペットボトルを購入
前からあったのかもしれないが、稲荷屋は知らなかった。
ボトルも凍結専用なんだと感心。
自転車のボトルゲージに入れておけばいい具合に溶けるのではないかと購入。


LEMON WATER FROZEN


コンビニを出てしばらく走ると、何かタイヤに違和感。
正確にはコンビニに入る前からの違和感
タイヤになにか引っ付いたのかなと思っていたが
しばらく走っても取れる様子がない。
おかしいなと思ってタイヤ(前輪)を調べてみると何か円い物が張り付いている。
なんだろうとつつくと外れた。
と同時にプシューという音。
円い物は画鋲だった。最近見ることもなかったが、こんなところで・・・
画鋲が刺さっているうちは抜けなかった空気がどんどん抜けていく。
朝7気圧まで入れた空気が・・・

どうしよう
このあたりの自転車店はしらないし。
第一日曜日、開いてないよなぁ

しばらく走ると前輪の空気圧が感じられない。
もう乗っていられない。
自転車を降りて押して歩く。
駅までは少しあるなぁ

とりあえず津久井湖観光センタに立ち寄る。
12時断念して帰宅することにする。
ここでタクシーを呼び、駅まで運んでもらうことに
携帯で検索してタクシー会社に電話するが
「津久井湖観光センタ」が通じない。なんでぇ
なんとか10分程度で来てもらえることになる
待っている間に自転車を輪行袋に入れる。
10分しても来ない。
場所がわからないのかなぁと思っていると・・・
あの車ってタクシー???
寄ってみると呼んだタクシーだったが
車種が・・・日産のCUBE。
これはちょっとタクシーに見えないよなぁ

ただ自転車を載せるにはちょうどいい。

橋本駅まで運んでもらう。
2000円ちょっと

橋本駅から京王線で多摩センタへ
多摩センタから小田急に乗り継ぎ帰宅。

13時という時間帯と各駅停車のせいか
電車はガラガラで
持ち込んだ自転車で
他の人に迷惑をかけることもなく
帰ることが出来たのはよかった


最後尾車両に置いた輪行袋(100円ショップのカラビナで手摺に固定)