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下山

登った山は降りなくてはならない。後は降りるだけと思っていたら大間違い。下山も結構辛いものでした。

果てしなく続く単調な下山道

茶色の砂礫はずるずると崩れる。クッションのようでありながら、気を抜くとこけてしまう。結構気を遣い疲れる。更に景色も単調で精神的に辛くなる。遠くを見るとこれから登る人達の列が見える。夜明け前に苦労して登ったのは、あの辺りだろうか。

まだ雲の上、雲の下には緑が見えるが富士山は茶褐色の世界

ひたすら下るだけ

登った人数だけ下る人がいる。

登山時に散々注意される下山道の分かれ道。間違えるととんでもないことに・・・

更にもう一度確認

下を見ても・・・まだまだ先は長い。

6合目から登山道を見上げる。山小屋が連なるように見える。(この絵では見えにくいかも知れないが、実際にはよく見える。)昨日登ったばかりなので、よく登ったものだと吾ながら感心する。

5合目到着。帰る直前、富士山にかかっていたガスが晴れた。またくる機会はあるだろうか。とりあえず、しばらくは遠慮しよう(笑)