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五合目まで
富士山に登りたいと思い、その方法を検討
どの登り口にするか交通手段は・・・
結局面倒なのでツアーにしようと思うが
山開き直後で夏休み前は選択肢も少ない。
前日まで申し込みOKとあった
小田急トラベルのツアーを選択。
新宿から河口湖口五合目までの往復バスと山小屋のセット
バスは補助席しかないといわれるが
まぁいいかと申し込む。
八合目で予約するがどこの山小屋になるかは
当日まで不明とのこと
さてどうなることやら

朝、ツアー集合場所(新宿)に到着
ハトバスのツアーがどんどん出発していく中
いったいどこに集まるのか良くわからない
まぁもう少し時間もあるしと待つ
女性(中高年といっていいでしょう)から
このツアーの参加の人ですかとパンフレットを出される
「そうですよ」と答える稲荷屋
(登山姿だからわかりやすかったかな)
「誰も来なくて・・・」
連れの人が見当たらなくて困っている様子だけど
いったいこのツアーはどこが集合場何だろう・・・・

と思っていると、今度は外人さん
「Can you speak English?」
(ううぅえいごだぁ・・・)
仕方なく答える稲荷屋「a little」
「I can not speak Japanese」
そうなのかい・・・
で、ツアーの申込書を見せて同じツアーかと聞く
うーーーむ、稲荷屋のツアーは小田急トラベルだが
彼のチケットは「トラベルイン」
よくわからないけどたぶん同じだなんだろうなぁ・・・
たぶん同じだろうとと答えると通じたのかどうか(笑)
(小田急主催でトラベルインのツアーだったのだが
稲荷屋のチケットには小田急トラベルとしか記載がなく
またツアーにはトラベルインとしか表記されない不思議なツアー)

集合時間になってようやくツアー担当登場(女性)
「ツアー参加の方」と呼びかけると周りにいた人たちが反応する
と思ったら、担当者は別の人と話し始めて受付の様子がない
準備してから呼びかけろよと思いつつ待つ
しばらくして受付を開始
最初に私の話しかけた外人さんから

稲荷屋もそばで見ているがどうも埒があかない
まず、渡したチケットを説明している
(彼女はこのチケットを雲上閣で見せると鈴がもらえることを伝えたい)
「UNJOKAKU」「BELL」の繰り返し・・・
それでは通じないなぁ・・・
BELLの説明は「SYAN SYAN SYAN」だし(ヲィヲィ)
UNJOKAKUは固有名詞なのに連呼するだけ

仕方なく稲荷屋が(頼りにならない)助け舟
ベルはプレゼント
雲上閣でもらえる
雲上閣はこの建物の名前
断片的に伝えるが何とかわかってもらえた様子

次は雲上閣食事1割引券
これもまた通じるわけもなく
稲荷屋のうそ英語で
ディスカウントのミールクーポン(本当か?)
と伝える(通じたみたい)

さらに次は富士登山記念混合杖割引券(割引といっても100円)
ここまでくると外人さんもあきらめ顔
稲荷屋のうそ英語で
ウッドステッキのディスカウントクーポン(本当か?)
と伝える(通じたみたい)

次もまた雲上閣食事1割引券(下山後分)
これもまた通じるわけもなく
稲荷屋のうそ英語で
ディスカウントのミールクーポン(本当か?)
と伝える(通じたみたい)

最後は帰りのバスチケット
これはなんとか理解してもらえた様子
でも、外人さん曰く
「五合目から出発するのか?」
担当者曰く
「ここ(新宿)だ」
うそ・・・
仕方ない稲荷屋から担当者に
「どこから出発するのか聞いているみたいですよ」
と伝える。
なんとか通じたみたいで外人さん一人目の受付終了

二人目も同じようなことを繰り返し
(この二人の外人さんはその後も行動を共にして何とかなった様子)

三人目は中国人

彼には通訳が付いていたが、通訳は同行しない様子
「彼は日本語わかりませんが漢字は読めますから」
まぁそうかもしれないけど大丈夫かなぁ・・・
彼は軽装、富士山の寒さ知っているのかなぁ心配

ここまで、ボランティア的に協力したのに
稲荷屋の受付は後回しにされ
先のほかの日本人の受付
まぁいいけどね
外人さんの時は、行きのバスチケットを回収していたのに
日本人にはしない
忘れていませんかと聞いたら
「日本人はあとで、バスの中で回収します」
とのこと(結局集めなかったけど)

さて受付が終了しバスに乗り込む・・・
でもバスがいない
「ここに止まれなかったのでバスがいるところまで移動します」
といったとおもったら
「バスが来ました」
バスに乗るのかと思ったら、警備員ともめている
どうやらここには止められないらしい
(ハトバスと京王バスの縄張り?)
それで少し先にバスは止まり、そこまで移動することに
なんとも、とことん段取りが悪い・・・

バスは座席が指定されていたが
座席表はカタカナで書いてあり
外人さん3人は自分の席も理解できない
これについてはなんとか担当者が指示していた様子

ようやく乗り込んだら、担当者から簡単な説明
「英語がわからなくて・・・」とはいっていたが
わからなすぎだよぉ、参加者に外人がいることはわかっていたはずなのに
さらに加えて談合坂でトイレ休憩がある程度の説明をして
大切なことも説明しないまま、
担当の彼女はバスを降り
バスは参加者をのせ一路富士山へ

(結果オーライとはいえ、怪しいツアーはこうして始まった)