気圧と高度

登山用の腕時計には気圧計が付いていて
気圧から高度が表示できる。
飛行機の中は与圧されているから
正しい高度は表示されないが
どのくらいの高度相当の気圧なのか知ることができる。
GPSは衛星からのデータで高度を表示するので気圧には影響されない。
2つの数値を比較してみる。


GPSを窓に取り付け。振動で落ちないように吸盤でサポート

中国へ向かう飛行機の中で、
比較のために2つの表示を並べてみる。
国内線では1000m程度だったが、国際線では2000m。
ちょっとした山の頂上と同じくらいの気圧。
このくらいなら高山病の症状はでないかな?


GPSの高度表示12,305mと気圧による高度表示2,190m


与圧とはいえ2000m相当では少しふくらみ気味


おまけ

羽田空港着陸後、気圧による高度計の表示を見てみると・・・
一旦下がった高度がまた上がっている。

最後の高度はドアの開いた後の通常のものだろう。
本当の高度よりも低く表示された部分が与圧による影響の部分と思われる。