震災から5年を前に、常磐線で仙台まで向かってみる。



青色は電車、赤色の部分は代行バス。
竜田駅、原ノ町駅間は、福島第一原発に近く線量が高いため、未だ帰宅困難地域もあり
代行バスは途中駅にも止まらず、駅間を直行する。
相馬駅、亘理駅間(正確には一つ手前の浜吉田駅)は、
破壊された線路の復旧ではなく新たなルートで2016年12月を目指し新設中。
こちらは途中駅相当の地点にバス停がある。


今回の切符
常磐線を利用して上野から仙台へ
帰りは、新幹線を利用


竜田駅の代行バスが1日2往復しかない。
最初の便に間に合うためには、上野駅5時10分発に乗るしかない。
特急ではこの時間に間に合わない。
ところが錦糸町、押上駅からの始発では上野駅に5時10分につけない。
仕方がないので少し早起きして、上野駅まで歩く
朝4時前に出発・・・



朝の上野駅。



朝早く人もまばら。
金曜の夜を飲み明かした人たちもちらほら。(新宿駅ほどではない)
コンビニでサンドイッチを買い、簡単に朝食を済ませる。



5時10分勝田行きで水戸を目指す。



上野始発



常磐線の路線図は、竜田駅とまりとなっていた。



水戸駅到着。竜田駅行きへ乗り換え。



7時14分竜田駅行。



水戸駅始発



日立製作所 水戸事業所 G1TOWER
エレベーター研究塔としては世界一の高さの213.5メートル



路線図 上野駅から相馬駅まで表示



仮設住宅かな?







広野駅の鉄道唱歌の碑











黒いフレキシブル・コンテナ・バッグ
汚染土?



黒いフレキシブル・コンテナ・バッグ
手前に古い橋の跡



竜田駅
跨線橋を使わずにホーム間を渡れるよう足場が作られている。



竜田駅



竜田駅前の代行バス乗り場
1日2往復



竜田駅からのJR代行バス(浜通り交通)



9時35分バスは原ノ町駅へ向けて発車。
満員とは言わないまでも、そこそこ乗っている。
出発時、シートベルトのアナウンスと共に、
帰宅困難区域を通るので窓を開けないようにとのアナウンス。



JR代行バスを取材?



バスの出発の様子を撮っていた。



津波対策のかさ上げ?



津波対策のかさ上げ?







畑は手入れされているようで、雑草もなく荒れてはいない。



復興関係?



福島第二原発の煙突。



富岡町対策地域内廃棄物処理場(富岡町)



富岡町内防犯カメラ作動中
残された家財を守るためにも大切な事



帰宅困難区域
一部の主要幹線道路は通行証なしで通行可能
逆に他の主要道路、住民の一時的な帰宅は市町村長が発行した通行証が必要
そのため、検問が設けられ、警備員が立つ。



路側の駐車場も入れないようにガードレールが設置される。



黒いフレキシブル・コンテナ・バッグの山



黒いフレキシブル・コンテナ・バッグの山







閉鎖された駐車場は綺麗に保たれている。



主要道路から脇に抜ける道には検問所







原子力運送への道も閉鎖



















帰宅困難区域の家々



















ウェディングプラザ如水
今は 安藤ハザマ特定建設工事共同企業体 浪江町除染等工事作業所(現場事務所)らしい



自動二輪、原付、軽車両、歩行者は通行できないとの表示。







黒いフレキシブル・コンテナ・バッグの山



黒いフレキシブル・コンテナ・バッグの山







建築関係だけは元気そう。















海側が破壊された建物























小型の太陽光発電パネルはちらほら見かける。
原発のため太陽光発電パネルにしか利用できない土地とは皮肉。







黒いフレキシブル・コンテナ・バッグの山







建機のレンタル。需要は大きいのだろう。



中古車販売店



原ノ町駅、土曜日で道路が空いていたこともあり、予定より少し早く到着。
竜田駅に向けての線路でバラストの色が新しい。
整備されているのか?



原ノ町駅到着



バスに設置された線量表示
0.46μSv



原ノ町駅 代行バス



駅周辺でも未だに除染作業中。







南相馬市博物館
次の電車まで1時間あるので南相馬市博物館へ行ってみる。
駅からタクシーで片道1230円。



南相馬市博物館



南相馬市博物館



南相馬市博物館



南相馬市博物館 チケット



この馬のみ撮影可能

相馬の野馬追やアメリカとの通信のために建設された高さ約200mの『原町無線塔』や
長瀞遺跡より移設した古代の竪形製鉄炉を展示等
なかなか興味深いものが多かったが、残念ながら撮影禁止。

企画展「被災地からの考古学1」は、東日本大震災で大きな被害を受けた
浜通り地方の復興事業に伴う発掘調査の結果の展示。
建物などが流されて発掘のチャンスとはいえ、復興の中で考古学に
力がさけたと言うのは驚きだった。




博物館の野外展示のC50103
プレートがなく不思議に思ったが
帰宅後確認すると、2015年、2016年に盗難されたらしい。
ひどい話



SL傍の線量表示
最初は太陽光発電のアンペア数かと思った。



野間土手


昔は電波塔に登れた。(内部に入れたのかな?)
津波を生き残った鹿島の一本松はまだ生きているが生き残った松は他にも沢山ある。
復興需要で、外部からの労働者も多く建設会社の大規模なプレハブ施設が沢山ある。
市内のホテルは、建設会社の女性社員が使ったりしているので、予約しないと泊まれない。
除染はまだまだ2−3割しか進んでいない。
等。タクシーの運転手さんからいろいろ興味深い話を聞く。



原ノ町駅



閉塞区間となって出口のなくなったスーパーひたち(651系)と国鉄415系電車







錆付き痛んだ電車







原ノ町駅から竜田駅方面



12時02分、電車は相馬へ向かい出発



日立の樹かと思ったが、にったきですか。



相馬駅
不通区間の駒ケ嶺駅はテープで隠されていた。



相馬駅から不通区間の仙台方面



相馬駅 代行バス停留所



代行バス



12時30分、亘理駅へ向けて出発。



駒ケ嶺駅



代行バス



新地発電所(石炭火力)




新地町役場前の新地駅



建設中の新線路



建設中の新線路



道路の所々で見かける津波浸水区間



建設中の坂元駅







代行バス 坂元駅



山元町役場



被災した庁舎は壊され、プレハブ仮庁舎。



山元町役場前の坂元駅



山元町役場から復興新市街地へ接続する道路。







代行バス 塩浜田駅
塩浜田駅は復旧しているが、代行バス停留所は駅から遠く
代行バスは亘理駅へ接続する。



重機のレンタル



重機のレンタル



亘理駅へ向かうバスから見えた建物



城郭風の建物は悠里館(亘理町立図書館・郷土資料館・FM放送局あおぞら・亘理山元商工会)
その手前が亘理駅



亘理駅から見た悠里館



代行バス 東日本急行



亘理駅



亘理駅のホーム



亘理駅のホーム



亘理駅のホーム



亘理駅のホーム



亘理駅のホーム



塩浜田からの電車。13時50分、仙台に向けて出発



電車内の掲示



阿武隈川



阿武隈川



仙台駅



味太助



味太助 メニュー



味太助の牛タン B定食 1900円



仙台市戦災復興記念館



ちょっと不思議な店



屋上も売り場?手すりもない。



晩翠草堂
土井晩翠は、荒城の月の作詞者
説明員さんの話は面白かったが、時間がなく残念。



仙台ハリストス正教会(東方正教会、ギリシャ正教、ロシア正教会)



帰路は新幹線で







牛タン食べたばかりだけど。。。
平泉金色うにめし(1600円)とビール。
極楽極楽