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明星院

(広島市南区二葉の里2丁目6番25号)

広島駅を市街とは逆の新幹線口出てすぐにある二葉山(頂上には仏舎利塔があります)のふもとに、明星院はあります。この明星院は広島城の鬼門にあたることから毛利・福島・浅野と歴代の広島藩主の祈願寺とされていました。

明星院本堂

広島浅野藩と赤穂浅野藩は本家分家の関係であり、忠臣蔵の元となった元禄事件の四十七士をたたえ供養するために義商天野屋利兵衛を加えた48体が、赤穂義士堂に安置されました。義士堂がいつ作られたかは不明ですが、これらの木像は江戸時代後期の作なので討ち入り直後ではないと思われます。

大石内蔵助と天野屋利兵衛

明星院は広島市内にあり原爆により多くを焼失しましたが、義士堂は倒壊したのみでこれらの木像は焼失を逃れたそうです。((像の大きさは約70センチ、傷みの激しい像もあります。

現在は義士堂はなく、本堂内陣を挟んで右側に表門隊、左側に裏門隊が安置されています。
本堂には自由に入ることができます。

表門隊

大石内蔵助をはじめとする表門隊の23体と天野屋利平

裏門隊

大石主悦をはじめとする裏門隊の24体


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