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伝奏屋敷跡

日本工業倶楽部(東京都千代田区)

東京駅丸の内北口前にある日本工業倶楽部、ここに勅使、院使の饗応のための伝奏屋敷があった。この伝奏屋敷に宿泊する勅使をもてなす御馳走役に赤穂藩主浅野内匠頭が命じられ、指南役の高家筆頭吉良上野介に刃傷にいたることから、元禄事件は始まる。

日本工業倶楽部の正面中央上部の男女の人像彫刻。これは当時の二大工業(石炭と紡績)を現したもの。

この建物側面には、「電話交換創始之地」のプレート。

東京銀行協会ビルヂング

資料によっては、伝奏屋敷は東京銀行協会ビルヂングの辺りにあったとする物があります。実際、日本工業倶楽部とは同じブロックで場所的には似ていますが、「大名小路」等を見る限り日本工業倶楽部の方が正しいようです。東京銀行協会ビルヂングの辺りは龍の口と呼ばれ、城濠の水が音立てて流れ出す掘だったようです。


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